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あぁ~、あの子に可哀相なことしたな。
若宮「おい、こっちこい」
愁稀「嫌だよ。で?なに?」
若宮「いいから座れ!!」グイッ
愁稀「ちょっ!」ドサッ
すぐ近くにあったソファーに座った。
いって~な!!
マジでなんなの。
若宮「お前転入生だろ?」
愁稀「そうだけど?なに?手離してくれない?」
若宮「お前の名前は?」
愁稀「は?だれがお前なんかに教えるかよ」
なんなのマジ。
俺の質問無視?
若宮「俺は若宮慧-ワカミヤケイ-3年だ」
愁稀「…鳳凰愁稀、2年」
慧「そうか。じゃあ愁稀、俺の相手して」
愁稀「はぁ?やだよ」
慧「お前が邪魔したせいで俺イケなかったんだよ。お前身長あるけどキレイだし。責任とれ」
ドサッ
愁稀「うわっ」
ソファーに押し倒された。
いやいや勘弁してよυ
愁稀「邪魔。どけて。」
慧「いいじゃねーか。」
愁稀「よくね…んっ!!」
はぁ~勘弁してよ~
うわ、こいつ舌入れてきやがった。
俺は受けじゃないの!!
…ってことで
慧「…!!…」
ふふっ
慧「…んっ…ふ…はぁ…」
クチュクチュ
静かな部屋のなかで、よく音が響いている。
ふふっ。顔赤くして、かわいいね。
チュッ
愁稀は音をわざとたてて唇をはなして、離したさいにできた銀の糸を舐めとった。
慧はぐったりして愁稀に体を預け、息を整えていた。
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