干殻市街レポート

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離すと否や睨みつけてきて、 〈全く…使えないやつ。アンタ達みたいなろくでなしとはもう懲り懲りよ!〉 オレはムカついていた。しかしすぐにどうでも良くなった。 「う、後ろ…」 〈私、他のクルーと合流するから!〉 そしてオレはとてつもなく笑顔で 『行ってらっしゃい!』 と言い放った。 「う、後ろ…」 〈なによ、さっきからうるさいわね!私をそんなに怒らせる気?〉
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