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そして扉は開かれる
僕は凡人。
ある雑誌の主人公の様に特殊能力があるわけでもない、日本にいくらでもいる高校二年。
このまま高校を卒業していき、就職か進学する。
すでに切り開かれたレールの上を淡々と歩いてきた。
そして今後もそのレールの上を歩いていくのだろう。
日常
この言葉に違和感を覚えたことはないだろうか?
今の俺たちの日常とは安全であるが刺激がなく変化が訪れない。
不変であるがゆえに命の危険は早々ない。
逆に
非日常とは危険であるが刺激的で毎日が変化の連続だ。
変化があるゆえに毎日に命の危機が訪れる。
よくアニメであらわれる特撮ヒーローに憧れて、彼らの真似をする子供がいるがその子等はこの世界に彼らがいて日々悪と戦っていると信じているらしい。
しかし、この年になってそんなことを信じるものなどいないであろう。
信じるものがいたとしたら目を覚ませと言うか、知り合いの精神科を紹介してやる。
つまり何が言いたいかと言うと、
あの頃はよかった…
などと言うことを言いたいわけではなく、いや確かにあの頃はよかったさ、ちやほやされて…それに比べ今は…
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