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 ̄許昌/郊外の森_
風『うぅー…お兄さん』
大和『んあ?何だよ風』
風『歩くの速すぎますよ~……もう少し抑えてください。』
大和『基礎体力無いんじゃないか?俺とハッスr『…………』冗談だよ…無言の圧力やめれ(苦笑)』
あの後、趙雲達と別れた大和は許昌にいる“覇王”と名乗る乱世の英傑の許に行こうとしていた──
大和『しっかしこの森デカ過ぎワロタwww抜けるんに後どんくらい掛かる?風?』
風『そうですね~、後2日は掛かりそうですね~。ところでお兄さん、何故許昌に行くのですか?』
大和『ん?あぁ“乱世の姦雄”に会いに行こうかなぁっと思ってな。』
風『あぁ~、あの“治世の能臣”さんにですかぁ。』
大和『あぁ、そんなw『きゃあぁ!!!』何だ何だぁ?俺の台詞を遮るこの悲鳴わぁ?』
風『お兄さん。』
大和『わぁってるって、行くぜ風!』
そう言うと大和と風は悲鳴のした場所へ急いだ──
?『何よあんたたち!』
賊1『ぐへへっ、姉ちゃん別に大人しくしてたら命までは盗りはしねぇよ。』
賊2『そうそう。むしろ天国に逝かしてやるよ。』
?『近寄らないでよ!あんたたちなんかに触れられたら伝染るでしょ!?』
賊3『何が伝染るってんだよ?』
?『バカな男はそんな事も解らないの?ほんとに男って生き物は矮小な生き物ね!』
少女は賊達を蔑む様な目と口調で言い放った──
賊1『てめぇ…痛い目みないと分かんねぇみたいだな!お前等やるぞぉ!』
賊共『うおぉーー!』
?『ひっ!?』
賊達が少女に襲いかかろうとした刹那、漆黒の影が現れた──
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