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───時は戻って
大和【ふむ、どうやらこの外史は三國志の外史らしいな……まさか趙雲たちが女の子とは予想外…………正に俺得!】
と大和はバカだった。
趙雲『それで鳳虎殿?何故あの様に空から降ってきたのか説明願えますかな?』
大和『そうだったなー。簡単に言うと俺はこの時代、世界の人間じゃねぇってこった。』
郭嘉『それはどういう事ですか?』
大和『つまり俺は【っつか俺には過去も未来も現在という概念すらないからな…何て言おう?】……そのこの世界とは別の未来からやって来たんだよ。』
程イク『つまりお兄さんは異世界人?と言うことですか~?』
大和『端的にするとそうなるな。』
趙雲『……?』
趙雲はイマイチ分かっていない様子だった
大和【まぁ色々な外史見てきたがここまで確立されてる外史も珍しいっちゃ珍しいな…】
程イク『星ちゃん。詰まる所お兄さんは天の御使いだそうですよ~。』
趙雲『なんと…』
郭嘉『まぁ、そう考えるなら色々と辻褄も合うわね。』
三人は何やら納得した感じで大和を見ていた
大和『なぁ?』
趙雲『なんですかな?』
大和『天の御使いって何だ?』
郭嘉『乱世を治める為に一筋の流星と共にやってくる英雄となる者──そう占い師の菅輅が言っていたのよ。』
大和『菅輅ッ?!』
【バカな…あいつが何故いるんだよ……あいつは中立の筈だ…】
趙雲『鳳虎殿は菅輅という者を知ってるのですか?』
大和『……【言うべきか言わざるべきか……】あぁ知り合いも何も同じ釜の飯食った仲だよ。』
程イク・郭嘉【成る程…やはりこの方は天の御使いもしくはそれに近い存在の様ですね~(様ね)】
大和『それはそうと皆はこれからどうするんだ?』
趙雲『我らはこの乱世の中を旅して仕える主を探しているのですよ。だからまたすぐ旅に出ます。』
大和『そうか…』
大和たちは話ながら店を出た
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