始まり始まり~

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沈黙が支配するこの空間で、先に動いたのは妹だった。 目を剃らし、その場から離れていく。 俺はその場に崩れ落ちた。 なぜ…。 なぜ奴の存在に気付けなかった!? 普通なら奴は学校にいる時間のはずだ。 それが分かっているからこそ、俺は行動に出たのだ。 …聞けば分かるか。 俺は考える事をやめて、そのまま妹の部屋の前まで移動する。 ノックはせずにそのままドアを開く。 妹はベッドに寝転んでいた。 俺はベッドの前に堂々と立ち、妹に問う。 「なんで家にいんの?」 妹は嫌悪感を丸出しの声で 「服着ろ。短小包茎」 俺は涙を堪えながら、走って妹の部屋から逃げ出した。
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