転校生

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神龍寺 龍。彼はバスケットプレーヤーである。中学校の時はバスケットの名門高校から一目置かれていた。 彼がバスケと知り合ったのは小学校4年生の時。親に、 「何かスポーツでもしたら?」 といわれて、父である晩と一緒にバスケットを見に行ったのがきっかけだった。 龍はオレンジのボールに目をうばわれ、小学校のクラブチームに入ることにした。 龍はすぐに頭角を表し、チームに欠かせない存在となった。 中学校でもバスケを続けて、ベスト4にチームを導いた。 そして、部活を引退して、半年が過ぎた時、転校が決まった。父の仕事の都合で、この夕日市に転校することになった。 龍はバスケの名門高校からスカウトがきたが、家に近い高校に進学することに決めた。 そして、夕日市の家に向かっている最中である。
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