プロローグ

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法玄と合流したカマキリだったが、立場を対等だと思うカマキリに法玄は納得がいかずカマキリを力で捩伏せ、己の軍門に降らせると軍名を《法玄軍》と一つに纏めた。 そして玄婆、闘兵衛を先鋒、カマキリを後軍として奥羽軍殲滅に向かわせるが人間の邪魔が入り、両軍撤退となるが哲心は玄婆に奇襲をかけ、玄婆の脳を破壊した。 闘兵衛は脳にダメージを負って人格を失った玄婆を引きずって牙城に退却した。 他の幹部のブルゲ、抜人、カイトに『法玄に殺されるぞ。』と忠告されたが闘兵衛は『一度だが共に闘った仲間だ。捨てる訳にはいかん。』と言って自分の身を案じずに玄婆を法玄の下へ連れて行く。 法玄は狂った玄婆を自らの牙で止めを刺し、闘兵衛、カマキリに『おどれらだけ無事に逃げ帰ってきたのか!』と弟を失った怒りをカマキリと闘兵衛にぶつけ、止めに入った幹部の《ブルゲ》と共に軍からの追放令を出され、命を狙われるが元々カマキリの部隊であった数匹の兵士達と共に牙城一帯から深手を負うも抜け出す事になった。 カマキリは自分をのけ者にした法玄に憤怒し、僅かばかりの兵士を束ねて一度備後へと帰還する。 そしてウィード一行は甲賀忍犬(哲心)と甲賀精鋭忍犬部隊を仲間に率いれ、いよいよ本格的に法玄討伐を胸に双子峠へと向かうのであった!
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