アンパンマンという肖像

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 あれから一月。僕が過ごした一月。生きてるのか死んでるのかも分からない一月。  色々なことがあった。  ジャムおじさんが太陽と表現した爆弾は、僕の知る限りでも二桁を超える数が使われたし、他にもガスや感染病もバラまいていたっけ。  一月前はあれほど人の気配を嫌ったのに、今では少し寂しいぐらいだ。  ほんの一月と少しの間に人恋しくなったり厭世的になったり寂しがりやになったり、我ながら移り気なこと甚だしいな。
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