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僕が拳を振るう度、手の先からぐちゃ、ぐちゃ、という不快な感覚が伝わってくる。
でも、それが希望に溢れた未来の礎となってると考えると、何だか心地よさすら湧いてきた。鼻歌だって自然と奏でてしまうさ。
『幸せはー、歩いてこないー、だーから歩いてゆくんだねー、』
確かそんな歌詞だった。自分で道を定め、歩く。今の僕には何ともぴったりな歌だ!
あぁ、幸せだよ!
僕は今、幸せに向けて歩いているんだ。
さあ、僕を祝福してくれ、僕を歓迎してくれ!
カレーパンマン、どうして君は顔をしかめているのさ?
食パンマン、どうして君はゲロを吐いているのさ?
皆で幸せになるんだから、笑顔を浮かべようよ。ほら、僕みたいにさ。
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