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俺が草原を拠点にして、早くも7日が経った。
俺は、この7日間で自分の能力を色々と試し、だいたいの把握は完了していた。
ついでにギルド員を17人倒して、町に送り返し、一般人6人を強制送還してやった。
俺のその頑張りのおかげか、昨日、町へ食料確保に行ったメレンの情報によると、町の人々は少し困っているようだ。
町を出て、草原の先にある森で薬草や果物を採ろうとギルドに依頼したり、自分で行っても、誰もかれも草原で帰されてしまうからだ。
まあ、他でも手に入れられるから、死ぬほど困るってもんじゃないみたいだけど、やっぱり俺の存在は目障りらしい…
ふっふっふ、なんだか妙に愉快だな!
俺が自分の存在が確かに人間達の邪魔となっていることを愉快に感じていると、どうやら今日もギルド員が来たようだ。
「メレン!今日の相手は、ちょっとした手練れ2人みたいだ。行くぞ!」
「わかりました。行きます!」
ちなみに、俺はずっとメレンに抱っこされてます。
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