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「あ?そういや、さっきから変な光が………んなっ!!」
意味深な言葉に反応したハンマー男が、チラチラと降ってくる光に気づき、上を見上げて驚愕する。
ハンマー男の見上げた先には、なんと巨大な水の球が浮いてましたとさ。
光がチラチラしてたのは太陽光が水に当たって反射してたからだな。
具体的な大きさを言うと、直径4mくらいだ。
「草原で溺れ死にな」
まあ、殺さないけど。
言葉と同時に水の球をハンマー男に叩き落とす。
ヤッベ、よく考えたら、この勢いだと溺死の前に圧死させてしまう!
と思いつつも、俺は勢いを変えずにぶち当てる。
Sランクなら頑張れってことだ。
「うぉぉおおおっ!」
水の接近に、焦りながらもハンマーに魔力を込め、思いっきり地面に叩きつける。
ゴゴゴッ
一瞬の地響きの後、叩いた場所から間欠泉のように炎、いやマグマが噴き出した!
噴き出したマグマは自身を黒くしながらも、俺の作った水を大量に気化させて拮抗する!
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