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ある日のこと。 あかずきんは母からお使いを頼まれます。 「あかずきん、これを森の奥に住むおばあちゃんのところへ届けてほしいの。あなたが持って行ってあげればおばあちゃんもきっと喜ぶわ。」 あかずきんは笑顔で返事をし、母親から籠を受け取りました。 「籠の中には葡萄酒とパンが入っているから、落とさないようにするのよ。」 「はい、お母さん。」 あかずきんは大好きなおばあちゃんに会いに行くことに胸躍らせながら、元気よく家へ出るのでした。 「行ってきます!」
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