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―――回想――― 狼「おい!勝手に回想すんじゃねぇぇえ!」 あの日は私の6歳の誕生日だったわ・・・。 「私の可愛いあかずきん。誕生日おめでとう。はい、誕生日プレゼントだよ。」 「わぁい!お父さん、ありがとう!」 (こいついつからあかずきんなんて呼ばれてんだ?) お父さんはとても優しかった。 お母さんもとても優しかった。 おばあさんもたまにしか会えなかったけど、とてもやさしかった。 みんなみんな大好きで、幸せだったわ。 その幸せは、突然・・・ 「おとうさーん!!」 「あかずきん・・・。すまない・・・、まだ幼いお前を残して死んでいく駄目な父親を許しておくれ・・・・。 愛してる・・・・」 「おとうさん!!お父さん!!嘘だ!うそだよぉ・・・しんじゃやだよ・・・・」 お父さんを殺したのは、
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