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―――回想終了――― 「この森を抜けた奥にいる家の商売敵よ!!」 瞳にうっすらと涙を浮かべ、それでもなお強い瞳であかずきんは窓の外を睨みます。 「・・・・おまえはいつからあk「許さない!!」 無視かよ。 「私から父を奪ったあいつらを!卑怯な手で父を殺したあいつらを・・・絶対に。」 ぐっと握ったこぶしに、涙が滴り落ちます。 狼もその様子を見て、何もいえなくなってしまいました。 「わたし・・・・・一度も父に、名前で呼ばれた記憶がないのよ・・・・」 「・・可哀そうに。」
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