6人が本棚に入れています
本棚に追加
あんまり見すぎたせいか
その男の子と目が合ってしまった。
(やばっ)
慌てて私は視線を反らすと
イヤホンを耳につけて知らないふりをした。
少ししてまたチラッとみてみると
もう男の子は見ていなく、眠っていた。
(わあーっ寝てる顔もかっこいい)
私は向こうが寝ているのをいいことに
ちらちらと何回もみてしまった。
どきどきどきどき
結局、iPodから流れる音楽なんか耳に入ってこなくて
私はずっとその男の子をみつめてしまった
そうこうしてるうちにあっという間に私が降りる駅に電車が着いた。
(あーあ、もうちょっとみてたかったよ)
私はそう思いながらドアの前にたった。
最初のコメントを投稿しよう!