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学校に着くと、安西 美幸【アンザイ ミユキ】がレッスン室に向かう準備をしていた。
私が通う大学ば松栄音楽大学゙
私は音大生だ。ピアノを専攻している。
美幸は同じくピアノ専攻で私の良き友達で良きライバルである。
「りりこー、おはよ!」
「おはよ美幸」
「今日音楽史のテストだよね?あたし何も勉強してないわーっ」
美幸はハァーッとため息を着くと
手に持っていた楽譜をパラパラめくった。
「りりこは?ちゃんと勉強したあ?」
「うーん、あたしも教科書ぱら見程度だからやばいかも」
美幸は
そんなこと言ってどうせいつもみたいにできちゃうんでしょ!って笑って言いながら
「ちょっとレッスン室でピアノ練習してくるからまたお昼にね」
と言ってレッスンへ行ってしまった。
「うん、わかったー」
私は美幸に手を振りながら
(あ、電車でみたかっこいい人の話するの忘れた)
(まあいっか)
私はお昼に話そうと思い、自分も授業があるので教室へ向かった。
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