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しかし怪獣の前にすっくと立ち塞がるウルトマランの姿があった。心の中でゴヒとウルトマランが会話する
(ねえねえこんなしょっぱなから変身しちゃっていいの?第一今日俺非番なのに)
(ウルトマランに非番とかはありません、さっきは命の危険を感じたので咄嗟に変身しちゃいました。ゴヒさんの彼女はちゃーんと助けておきましたよ)
(そりゃ助かるね)
そこにエレキフグの尻尾が強烈に叩きつけられた。思わず地面に突っ伏すウルトマラン。エレキフグが続けて巨大な足でウルトマランを踏みつける
(まったくもう。ゴヒさんがやりまくるから私の体にも影響しちゃいましたよ。腰がフラフラです)
(そういうもんなんだ)
(やり過ぎでやられたら宇宙の笑い者です)
(よーしちょっと頑張るかな?)
踏みつけるエレキフグの足を掴み引っ張る。もんどりうって倒れるエレキフグ。
「ふごー!!」
ポインター犬のようなまだら模様の尻尾を掴みジャイアントスイングの要領でぶん回した。ラブホテルに突っ込むエレキフグの巨体。たまらずビッチ星人の基地は崩れ落ちた。そこを狙ってウルトマランは手を十字に組む。青白い光線がほとばしりエレキフグに命中した。爆発。四散。
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