戦士誕生

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やばい!!遅れるー!! 「そこの少年」 声のする方へ振り向くと、白髪のお爺さんが立っていた。 違う人に話しかけているのかと思ったが、明らかに他には俺しかいない。 「え…?俺ですか?」 「ああ。わしにはわかるんじゃよ。君にはエナジーを感じる」 「は?!」 なんだこの爺さん。ただのおかしな人か? 「今、おかしな人とでも思ったじゃろ?」 「いや…!あの、俺学校あるんで!」 あの爺さんは普通じゃない! だって、俺の心を読んでた。 俺は怖くて急いで逃げた。
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