第1章 私生活

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「よっ!!遅刻かよwwお疲れさ~んw」 「なっ‥!!!うるさいっ!!あんただって遅れてんでしょーが!!」 少女は走りながら少年の乗る自転車に近づく。 「おわっ!何する気だよ!こっちくんな!!」 「何する気だって、あんたも分かってんでしょ!!」 「まぁなーw」 少年は笑いながらスピードを下げる。 前には、少年達が通っているであろう学校の校門が、 「いつもながら、ひっくい門だよなぁ」 「あんた頭おかしいんじゃないの。普通に考えたらあれが標準よ」 「ははっ!!まぁ確かにな!!」 「じゃあいくよ!」 少女が合図をした瞬間、 .
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