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  「ユキ―――――――――ッ!」 ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ 「ぐふぉっっ」 「やぁやぁ!ユキ君ユキ君!元気だったかい?私はもっちろん元気だよ―――――!」 「いたたたた…」 「あらあら、元気な「朝っぱらからうるせぇえええええ!!」 「ユキの方がうるさぁあああああいっ!」 「「お前らのほうが煩いわ!!!」」 皆さん、こんにちは。 今、皆の心が一つになったDクラス所属のユキ・ジェラルドです。 身長は185cm、体重はピー、髪は黒い首までのショート、黒曜石と間違えそうだと言われるこの世界では珍しいブラックアイ、そして女のような白い肌、職業は学生をやっているごく普通の人間です。 皆と違う所を強いて言うならば、 「…ったく…マジでうぜぇな…落ちこぼれのくせに」 仲のいいはずのDクラス所属の落ちこぼれでもあります。 「こらそこ!ユキをいじめるなっ!」 彼女は俺の幼なじみ…とでもいいましょうか。 ラルフ・ローレンス。 黄緑色のふわっとした2つ結びとエメラルドアイに、185cmある俺よりかなり低い153cmの身長。ミジンコ並みかな。いや、しぶといから死なないアメーバ………ごほん。 そして胸もな……………… 「ユキ、一ついーこと教えてあげる。…失礼なこと考えない方がいいからね、死ぬよ」 くないですね、はい。失礼しました。    
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