図書室と私と…

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 美里亜は騒がしい教室の中で一人、誰とも言葉を交わすことなく淡々と鞄に教科書やノートをしまっていた。  いつものように、無駄のない動きで全て終わらせると、スッと立ち上がる。  そして、鞄を持つと素早く教室から出ていく。
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