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「未花子はさ自分が思ってるより、ずっといい女だよ。あなたを、誰にも奪われたくない。
一緒にいたい。未花子、隣にいて?」
プロポーズされるのなんて勿論初めてで、更に私には勿体無い位の言葉達にどう答えていいのか解らないよ。
「私で…いいの?」
そんな事しか言えないでいる私にまた極上の言葉を言ってくれた。
「未花子が…いい」
その言葉に頷いたとき、私の顔は彼の胸に埋もれていた。
彼の胸から響いてくる鼓動が心地よかった。
その後、貴弘の部屋に帰る間は2人の手はずっと握りっぱなし。お互いが、ほんの少し離れるのも嫌だと感じていたから。
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