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だが、1人で三人を倒すのは無理がある。そこでだ!
喧嘩しなくていい方法を思いついたんだ。見とけよ?
電話を開き耳にあてて、こう言うんだ。
「あーもしもし、警察ですか?女の人がチンピラに絡まれてるんで、助けてくださいえっ?すぐ近くにいる?やだなぁ、彼女じゃないですって。そうですか、ありがとうございます」
ふぅ
「警察を呼んだんで逃げた方がいいですよ?」
するとどうだチンピラ達の顔が青ざめていくではないか!
ふっ作戦成功!
「ちっ………ずらかるぞ!てめぇら!」
リーダーぽいやつが2人を引き連れて逃げた。
絡まれてた人大丈夫かな?
「大丈夫ですか?」
女性だ。しかも美人で肩まである茶髪のストレート
ボンキュッボンだし、まるで…………
「星野先生?」
まさかの星野先生!なんで絡まれてんの?
「…………グスッ…………ヒック…………うぅ」
泣いてんじゃん、はぁーだから教室に来れなかったのか、納得。
「えーっと」
俺は出来るだけ優しく先生を抱きしめた。
すると堪えきれなかったのか先生は…………。
「ふぇぇぇぇぇん!怖かったよぉぉぉぉぉ!」
「もう大丈夫ですよ、多分」
「鳴海くーん!ふぇぇぇぇぇん!」
あーあ涙やら何やらで明日着れんのか?これ。
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