環境

4/7
前へ
/23ページ
次へ
「ごめん....もう大丈夫」 それでも兄の顔は沈んでいた どれくらい時間が経ったのだろう 夏なのに真っ暗だ 視線を兄戻すと 泣いていた 「見るな」 すぐに服の袖で拭き私に笑顔を見せた いつもいつも兄には感謝していた 「車に行くぞ 歩けるか??」 心配そうに私をみて視線を下にした まだ血は止まらない 私も正直つらかった 急に兄はしゃがんだ 「乗れ」 「いや//私も高校生だし///歩けるよ!!」 動揺していると 急に体が浮いた お姫様だっこ 「いや//おろして!!////」 「うるさい 怪我人は黙ってろ」 私は諦めてお姫様だっこされたまま車についた
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加