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「よろしく、えっと…斎藤」
「よろしくな～、石田雅人君」
（フレンドリーなやつだな。しかもフルネーム）
雅人は挨拶を交わしてそう思った
「よっしゃ、いくで」
斎藤はそう言うと目つきを鋭くして走った
「『ウォーターニードル』」
斎藤が魔法を唱えると、立ち止まり雅人の周りに千本の針を出現させた
「『サンダーシールド』」
雅人を囲むように雷のシールドが現れ、千本の針を受けきった
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