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本を読んでいる女の子は一度大地に睨みを利かせ、また本を読み始めた
「くっ、この女。下手に出てりゃ調子に乗りやがって。両親と仲良くあの世に行けば楽だったのになぁ。お前なんか仲間にする必要はない、お前らいくぞ」
大地は後ろを向き歩いていく
「なあ、あいつなんかあったのか?」
黒が女の子を指さしながら聞いた
「ああ、たしか五歳の時、両親が魔物に操られて両親に殺されかけたときに無意識に両親と魔物を逆に殺してしまったんだって」
紅葉が答えた
「へー、大変だな」
その時大地が氷の拳に殴られた
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