事件

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「そう言えばお前の名前なんて言うんだ?」 「…氷室玲奈」 「そっか、俺は真田黒だ。よろしくな、玲奈」 そう言って黒は握手を求めた 「ん、どうした?」 しかし玲奈は手を握らなかった 「…どうせ貴方も何時かは私を恐れる。怖がられるくらいなら一人でいたい。さようなら」 玲奈は何処かへ去っていく 「おい、ちょっと待てよ。何で俺がお前を怖がらなきゃいけないんだよ」 それを黒が肩を掴み止めた
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