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学校へ来てからもあの女の事が頭から離れない…恐怖とかそんな感じじゃない…うまく説明出来ないな…
芽依「鷹君と同じクラス嬉しいね」
鷹「え?ああ」
ムッ
芽依「何か曖昧な返事…嬉しくないの?」
鷹「悪い考え事してた…お前委員会どうする?」
委員会?
芽依「鷹君一緒にやろうよ‼」
鷹「まさか…」
芽依「保健委員‼」
やっぱり…こいつの父親が医者だからな…芽依も医者になりたいらしい
鷹「たまには別の…」
芽依「…何かやりたいのあるの?」
うっ…あるが…芽依には無理だよな…
鷹「いや…保険委員でいいよ」
甘い俺…
芽依「決まりね‼鷹君部活入ってないし…私も入らないから一緒に帰れるね」
芽依はどこか子供っぽくて可愛いんだよな…ほっとけないんだ…彼女が芽依で嬉しいよ
???『うっ…うっ』
ズキン
鷹「いっ…」
芽依「鷹君?どうしたの?」
頭が…痛い
鷹「大丈夫…ちょっとトイレに行ってくる」
はあはあ…何かさっき脳裏に何か見えた…泣き声?確か夢で見た?
鷹「…」
何で夢のを思い出しただけで激痛が…
鷹「…芽依の前で平気なふり保てないな」
友達に頼んで先に帰るか…あいつの悲しむ顔は見たくない…それだけだ
まだ痛いな…家まで持つか?
イエルカ「はい…無事に」
ん?声?
イエルカ「すぐ戻ります」
あっ‼今朝の…あれ?頭痛が消えた?
鷹「…」
イエルカ「戻ればまた霊達が待っていますね…1人では疲れますが…仕事ですから仕方ないですね」
霊?あいつにも霊が見える?
どうする?跡をつけてみるか…?
イエルカ「…」
俺には気づいてない?よし行こう
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