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いや、うん。まぁ…ねぇ?
この状況で的確な台詞はこれくらいしか出てこないものだろう。
うん…?多分。
エイリアンが僕の腹から「グワアアアア」。
突然空から謎の美少女が「ああああああ」。
なーんて、うわっはっはっはー。
まあ、冗談はさておいて。
今直面している最大の問題、
「家の鍵無くした。」
困った。非常に困った。
どのくらい僕が困ったかというと
職に就こうと日々就職活動に時間を費やしてはいるが必ず面接で落ち、親に「さっさと仕事を見つけて家から出て行きなさい。」と言われ精神的に崩れ落ちそうな三十代後半の社会不適合者と同じくらい困っている。
まあ、そこまででもないけれども。
いやでも結構困っていることは確かである。
「今晩どうすっかなぁ…。」
これが春や夏や秋などのまだ過ごしやすい季節だったならまだしも、今は冬。一月の半ば。
息を吐き出せば白くなるというおまけ付きの気温なのだ。
こんな気温の中、外で寝られるわけもない。
てか寝たかねぇよ。
一番この状況で最善だと思われる判断は、誰かの家に泊めてもらう。
これがベスト。
だが一つ、問題がある。
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