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何度も何度も、お腹ばかりを殴るパパ。 頭の中で、助けてと叫ぶ。 誰も助けてくれないと解っていても、少しの希望に懸けて。 「俺の稼ぎで、お前は息が出来るんだ!」 パパの拳と声に、更に力が入ったのが解る。 お腹は、鈍い痛みしか感じなくなってしまった。 一体何時まで、今日の暴力は続くのだろう。 私、死ぬのかな…? .
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