第4章ー動き出すモノー

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サタン「主様よ、ベルを喚んでくれぬか?」 レイ「あぁ、わかった。」 サタンを喚び出した時と、同じ方法でベルゼブブを喚び出した。 すると、魔法陣の上の空間が歪み、縦に裂け目が出来た。 そこから、巨大な蠅の頭を持つベルゼブブが出てきた。 ベル「何用だ?主。」 レイ「サタンが話しがあるみたいなんだが?」 ベル「サタンが?…わかった。少し待っておれ…」 ベルゼブブはそう言って、再び裂け目の奥に消えた。 レイ「あ~なのは、フェイト、はやて。後は、各自の持ち場に戻っていいぞ。」 なのは「あ、うん。わかった。行こう、フェイトちゃん、はやてちゃん。」 なのは達が、部屋を出てすぐにまた、魔法陣の上の空間が歪み、縦に裂け目が入った。 ベル「サタン、久しいな。所で何のようだ?」 サタン「元気そうじゃな…おっと和んどる場合ではなかった。ベル…冥界龍王が復活した。」 ベル「何…奴が復活しただと?あれだけ厳重に封印したのにか?」 レイ「その封印を…レギオスと言う男が解いた。肉体の封印も魂の封印もな…」 ベル「じゃが…肉体に関しては、封印から解ける訳がない。魂が抜けた肉体はすぐに腐敗し始める。冥界龍王の肉体などもう何処にも無いはずじゃ…」 レイ「まぁ、何にせよ、俺達は奴を倒さければならない。ベルゼブブお前も力を貸してくれないか?」 ベル「妾が断る訳なかろう。主とは既に契約済み。妾は主についていくだけじゃからなぁ。それと、妾の呼び方はベルで構わんぞ?」
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