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サタン「主様よ、ベルを喚んでくれぬか?」
レイ「あぁ、わかった。」
サタンを喚び出した時と、同じ方法でベルゼブブを喚び出した。
すると、魔法陣の上の空間が歪み、縦に裂け目が出来た。
そこから、巨大な蠅の頭を持つベルゼブブが出てきた。
ベル「何用だ?主。」
レイ「サタンが話しがあるみたいなんだが?」
ベル「サタンが?…わかった。少し待っておれ…」
ベルゼブブはそう言って、再び裂け目の奥に消えた。
レイ「あ~なのは、フェイト、はやて。後は、各自の持ち場に戻っていいぞ。」
なのは「あ、うん。わかった。行こう、フェイトちゃん、はやてちゃん。」
なのは達が、部屋を出てすぐにまた、魔法陣の上の空間が歪み、縦に裂け目が入った。
ベル「サタン、久しいな。所で何のようだ?」
サタン「元気そうじゃな…おっと和んどる場合ではなかった。ベル…冥界龍王が復活した。」
ベル「何…奴が復活しただと?あれだけ厳重に封印したのにか?」
レイ「その封印を…レギオスと言う男が解いた。肉体の封印も魂の封印もな…」
ベル「じゃが…肉体に関しては、封印から解ける訳がない。魂が抜けた肉体はすぐに腐敗し始める。冥界龍王の肉体などもう何処にも無いはずじゃ…」
レイ「まぁ、何にせよ、俺達は奴を倒さければならない。ベルゼブブお前も力を貸してくれないか?」
ベル「妾が断る訳なかろう。主とは既に契約済み。妾は主についていくだけじゃからなぁ。それと、妾の呼び方はベルで構わんぞ?」
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