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〈日本 海鳴市〉
まだ夜も明けきらない頃、1人の青年が朝の散歩をしていた。
?「夏が近いとはいえまだ肌寒いな………一旦帰るか。」
青年が帰ろうとした時、ある物を見つけた。
?「ん?なんだこれ?ビー玉?」
青年が拾ったのは鮮血のように赤黒い色をしたビー玉みたいな物。
するとそのビー玉が突然輝き、
宙に浮き喋った。
「おはようございます。我が主。」
?「………は?何これ??」
「我が名は、フォルテ。貴方を我が主として認める。」
?「マジなんだこれ?」
「主。魔法に関しての知識はありますか?」
?「ま、魔法?全然知らないな。」
「わかりました。魔法に関しては私が教えましょう。我が主よ名は?」
?「俺の名は………レイ。レイ・アルトスだ。お前はフォルテだったよな?」
「その通りです。では、主。貴方に合ったデバイスと防護服を構成します。何か希望はありますか?」
レイ「んじゃぁ……デバイスは大剣てできる?後防護服は任せるよ。」
「わかりました。構成完了まで五分ほどかかりますが宜しいですか?」
レイ「あぁ。」
~五分後~
レイ「これが魔法……すげぇ。てか言った通りに
ちゃんとなってる。 服はこれか。」
「いかがですか?」
レイの服装はおおざっぱに言うとシグナムと似ている。
だが、肩甲骨付近からは蝶のような羽が生えており、色は赤黒く常に火の粉の様なものが羽から出ている。前は黒の胸当てに同じく足あてに肘あてに腰当てがついている。
ただ、肘あては指先まで鎧になっており、先端は鋭利になっている足あても同じようになっている。
来ている服は黒のロングコートに中はノースリーブ。
下同じく黒いニッカの様なズボンだ。
デバイスはレイが言った通りに大剣では有るが、形はデビルメイクライで出てくるスパーダそのもの。だが、スパーダより大きく、より禍々しい色をしている。
レイ「こいつはいい。フォルテ。これからよろしくな。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
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