第2章-集結-

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〈ミット中心街〉 レイ「フォルテ…両手両足にベオウルフを…」 F【了解。マスター、こちらに向かってくる複数の魔力反応を確認。】 レイ「ほっとけ……どうせあいつらだ。今は俺に構う暇なんてないだろ。だから、こっちはこっちで暴れるぞ…」 「グルルル……」 レイ「やっと来たか?かかってこい。」 魔物を挑発し、拳を構えた。 すると、挑発に乗った獣型の魔物がレイに襲い掛かった。 レイ「単細胞が……」 ドゴッ! 魔物の攻撃を交わし際に、回し蹴りを叩き込んだ。 レイ「弱いな……一匹一匹相手にするのも面倒だ。ここで凍てつけ…『竜皇・氷竜陣』」 レイの周りにいた、魔物全てを凍らせた。 レイ「あいつらの所にでも行くか…フォルテ、場所は?」 F【ここから西に、2~3キロ程の所にいます。今魔物の大群と戦っています。」 レイ「…“集え、閃光の雷よ、全て焼き払う稲妻となれ”『ライトニングブレイカー!!』、“集え赤星、全てを焼き消す焔となれ”『ルシフェリオン…ブレイカー!!』」 両手の平から撃ち出された2つの収束魔法はなのは達が戦っている魔物の大群の約半数を飲み込んだ。 レイ「行くぞ。フォルテ。」
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