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なのは「着いたよ。ここが機動六課だよ。今部隊長が来るから待ってて。」
レイ「…わかった。だが俺はいつまでこの状態なんだ?」
レイは今両手をバインドで固定されてる上に、両側から剣と斧を持った女性2人にデバイスを突きつけられた状態だ。
なのは「う~ん。もう少しかな?帰る頃には外すから。それまで大人しくしてて貰える?」
レイ「………わかった。」
はやて「みんなお疲れやぁ。さっ中に入って話聞こうか。」
はやてを先頭にして、連れられては着たのはブリーフィングルーム。
入り口側にはやてが座り、ちょうど真っ正面にレイが座った。
後は、右側になのは率いるスターズメンバー、左側にフェイト率いるライトニングメンバーが座った。
はやて「さて、話聞かせて貰うよ?」
レイ「あぁ。何から聞きたいんだ?いや、その前に謝罪しておくべきだな。……今までの事はすまなかった。」
はやて「まぁ、それはえぇ。レイ君でえぇか?レイ君は何を探しとるんや?」
レイ「………これはお前たちだから話す事だ。遺失物……ロストロギアに関わるお前たちだからこそだ。今回のミッド周辺に出現したのは魔物ではなく“悪魔”だ。そしてあの悪魔は自然発生じゃない……意図的によるものだ。」
はやて「ほなら、誰かが操ってるっちゅぅ事か?いくら何でもあれだけ数を操るのは無理とちゃうか?」
レイ「だからロストロギアが関わっているんだよ。俺が探してる物だ。」
フェイト「それはどんなものなの?」
レイ「闇の書に似た物で、“悪魔の書”と呼ばれてる物だ。それは悪魔の召喚、使役する事が出来る。」
なのは「?私達管理局に長いこと勤めてるけどそんなの聞いた事無いよ。シグナムさんやヴィータちゃんは?」
シグナム「いや、聞いたことは無い。」
ヴィータ「あたしもだ。そんな悪魔の書なんて聞いた事ねぇな。」
レイ「そりゃあそうだ。何せ悪魔の書は元々は魔界にあり7つの大罪の長、悪魔王サタンが持っていたものだ。」
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