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レイが転移した後、六課の隊長副隊長、部隊長、クロノとカリム、合わせて7人で今後について話し合いが行われた。
はやて「……と言うわけなんやけど、クロノ君やカリムはどう思う?」
カリム「私は、はやての思うようにやってみたらいいと思うわよ。ただ、預言書が彼の事なのか、今回の敵なのかはわからないわ。」
はやて「預言んて?どないやの?」
カリム「これよ『その者黒き書を持ちて、世界に破滅と混沌を与え、世界を変える。』」
クロノ「……カリムの預言はほぼ100%。預言通りなら……防ぐのは無理だな。」
カリム「まだ続きがあるのよ。もう1枚の預言はこれよ『その者、強大な力を従え、悪しき者を討ち滅ぼす。だが、強大な力は世界を救うか、世界を滅ぼす。」
なのは「これは…たぶん、レイ君の事じゃないかな?」
ヴィータ「確かにな。あいつの強さははっきり言って格の違いなんてレベルじゃねぇ。リミット着いたあたしらを秒殺してるしな。それに…」
シグナム「あの者から感じた魔力は桁外れの物だ、あれ程まで、禍々しい魔力は初めて感じた。」
クロノ「そんな奴が六課のメンバーと共に事件を解決したいと?」
フェイト「何か理由でもあるのかな?」
はやて「まぁ次元世界全般とロストロギアが関わってるんならうちらの出番やけど…本題のレイ君をどないするかや。みんなの率直な意見を聞かせて貰えるか?」
クロノ「う~ん。ならこうしたらいいんじゃないか?一応協力しながら彼を観察し、六課に危険だと感じた場合、拘束ってな具合で。」
はやて「せやなぁ。確かにレイ君はまだ謎が多いからなぁ。なのはちゃん達もクロノ君の意見に意義は無いなぁ。」
なのは達が頷いたのを確認し、会議を終了した。
はやて「2人とも忙しいのに来てくれてありがとうな。カリム、クロノ君。」
クロノ「いや、ちょうど暇な時間帯だったからね。気にするな。」
カリム「そうよ。気にしないで。それじゃ、はやてまた会いましょう。」
クロノとカリムが六課を後にして、はやては部隊長室へ戻りレイから受け取った通信端末を手に取った。
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