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フェイト「何…この強そうな魔物?」
レイ「そいつは恐らく、七つの大罪の王の一角だ。」
なのは「何?その…七つの大罪の王って?」
レイ「知らないのか?」
はやて「ん~うちも聞いた事あらへんなぁ…フェイトちゃんは?」
フェイト「私も聞いた事ないかな。」
レイ「七つの大罪ってのは、7人の悪魔王の事だ。憤怒のサタン、暴食のベルゼブブ、嫉妬のレヴィアタン、傲慢のルシュフェル、強欲のマモン、色欲のアスモデウス、怠惰のベルフェゴーレ。名前位なら聞いた事あるだろ?この七つの力を一つにする事で神をも凌駕する力が手には入る。因みに、俺の体には、サタンとベルゼブブの力が宿ってる。」
なのは「もし、敵が七つの力全てを手に入れたら?」
レイ「間違いなくこの世界……いや次元世界全てがそいつの支配下におかれる。それだけはなんとしてでも防がなきゃならない。……俺はお前たちに約束する、この身と剣に誓ってお前たちの事を守ってやる、例え……この身が果てようともな……」
フェイト「どうしてそこまで?」
レイ「お前たちにはそれだけの価値があるという事だ。話しは以上だ。」
はやて「ほな、一旦解散やね。あっレイ君とリリィちゃんの部屋の鍵や。大事に使ったってや(ニコ)」
リリィ「ありがとうございます。八神さん。」
はやて「リリィちゃん、八神さんのぅてはやてさんでええよ?」
リリィ「あっはい。は、はやてさん……」
レイ「今日は特にする事は無い。明日は早朝からの訓練を見る。なのは頼んだぞ。では、俺達はこれで。」
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