第3章‐新生機動六課‐

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フェイト「なのはー。ごめんねレイと走ってたら時間過ぎちゃって今日は私が準備するはずだったのに。」 なのは「ううん。気にしないで。いつもやってる事やらないと落ち着かないから。」 レイ「話し中に済まないが、早朝訓練って基本的にはどんな感じにやってるんだ?」 なのは「基本的には私の弾幕交わしつつ一撃を入れれば勝ちにしてるよ?」 レイ「……なら、今日は俺がやる。あいつらの実力を見てみたい。なのは、彼女たちに本気を出すように伝えてくれ。」 なのは「あ、うん。わかった。」 フェイト「ね、ねぇなのは、今のレイの顔……」 なのは「うん。闘う事を楽しみにしてる感じの顔だったね。レイ君てもしかして、バトルマニアなのかな?私達も行こう?フェイトちゃん♪」 フェイト「そうだね♪行こか」 〈訓練用フィールド〉 なのは「みんな整列して早朝訓練始めるよ。今日の訓練はいつものように弾幕を交わしつつ一撃を入れる事。今日は本気の一撃を決めたら朝の訓練は終わりにするからね。」 ティアナ「いつものなのはさんならそれをさらに4セット位のはずじゃ…」 フェイト「今日はレイに皆の相手をして貰うから1セットだけ。それでね皆は本気の勝負を望んでるから皆全力で頑張ってね。」 キン! ティアナ達から少し離れた所に漆黒色の魔法陣が現れ、その中心部からレイが出てきた。 レイ「早朝訓練に参加する人数はこれで全員か?」 フェイト「うん。これで全員だよ?」 レイ「わかった。なのはからも聞いてるだろうが、今日の相手は俺だ。俺に一撃を入れれば、お前たちの勝ちだ。本気で来いよ?でないと……一撃で仕留める。さて、そろそろ始めるか。フォルテ!」 F【stand by ready】 魔法陣と同じ色の甲冑を身にまとい、腰には4本の刀を帯刀し、背中に大剣を担ぎ、肩甲骨付近からは魔力で作り上げた翼が生えている。 レイ「さぁ…始めようか?」
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