第3章‐新生機動六課‐

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《午後》 レイ「全員いるな?今日の午後は六課メンバー全員と俺で模擬戦をする。ルールは簡単だ。俺を戦闘不能にすればお前たちの勝ち、制限時間は無し。俺が戦闘不能になるか、そっちが全滅するまでだ。質問がなければ配置につけ。」 その場にレイだけが残り、なのは達はそれぞれのポジションについた。 レイ「…フロントは、フェイト、スバル、エリオ、シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、アインハルトにヴィヴィオの8人に、センターのなのはとティアナ、バックのキャロ、シャマルの計12人か………先にバックを潰すか。……そろそろはじめるか…はやて合図よろしく。」 はやて「みんな気合いて頑張ってな。ほな、スタートや。」 合図と同時にレイがバックのシャマルとキャロを目指して走り出した。 だがレイの行動を読んだかのように進路上にフェイトとエリオがそれぞれデバイスを構えて待ち構えていた。 フェイト「ハーケンセイバー!!」 レイ「…ダークキャノン…」 互いの攻撃がぶつかり、大きめの爆発を起こした。 レイ「……ッチ…土煙で姿が見えん。……ん?上か!?」 上空からエリオがデバイスを構えながら降って来た。 エリオ「一閃必中…紫電・一閃!」 ズガァン!! エリオの攻撃は確実にレイを捉えた……はずだった。 レイ「危ない所だった…これは少し本気を出さなければな……」 フェイト「エリオの攻撃を交わした?直撃の筈だったのに……」
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