第4章ー動き出すモノー

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レイが六課メンバーと模擬戦を行ってから1ヶ月が経った。 メンバーの実力は1ヶ月前に比べれば強くはなっているが、未だにレイに一撃を入れる事が出来ていない。 シグナム「はぁぁぁ!」 ガギィン! レイ「真っ向勝負じゃ俺に勝てないぜ?シグナム。」 シグナム「だが、その場から動けないだろ?今だ!テスタロッサ!エリオ!」 レイ「……なるほど。なら…黒龍禍月(コクリュウマガツキ)」 刀を横にし、シグナムの体勢を崩して、右足を軸にして回転して斬撃を飛ばし、エリオとフェイトを撃墜した。 レイ「惜しかったな。」 シグナム「まだやれる…来い!アギト!ユニゾンイン!」 レイ「勝負に出るか…“闇よ我が刃に纏え”。」 シグナム「行くぞアルトス!火竜・一閃!」 レイ「黒龍月牙(コクリュウゲツガ)」 シグナムは炎の斬撃を、レイは黒い三日月型の斬撃をそれぞれ放った。 ドゴォォン!! 凄まじい爆発と共に、両者の斬撃は消えた。 シグナム「ハァ…ハァ…ハァ…」 レイ「今日はこれまで。各自休め。」 刀を鞘に納め、自室に戻った。
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