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レイ「……ふぅ。さてとシャワーでも浴びるか。」
浴室の扉を開けようとした時、インターホンがなった。
フェイト「レイ?いる?」
レイ「今開ける。どうしたんだ?まぁ立ち話をなんだし中に入りなよ。」
フェイトをソファーに座らせ、コーヒーを差し出した。
フェイト「ありがとう。」
レイ「でっ何か用があって来たんだろ?」
フェイト「あ、うん。あのねレイ、この後何か予定とかある?」
レイ「いや、特に何も無いな。今日は朝だけだからな。それがどうかしたか?」
フェイト「わ、私も今日この後から休みなの。だから、一緒に街に行かない?」
レイ「…いいぜ。なら着替えてきな。俺も着替えるから。」
フェイト「うん。わかった。じゃあ、また後でね。」
フェイトが部屋を出て、着替えようとした時だった。
ビー!ビー!ビー!ビー!
レイ「来たか…」
すぐに部屋を出て、指令室に向かった。
レイ「はやて。敵は何処に現れた?」
ハヤテ「ミットの沖合15キロ程の所。数は最低でも5万近い。」
レイ「他の奴らは?」
ハヤテ「レイ君とフェイトちゃん、なのはちゃん以外は街におるはずや。」
レイ「なら、街にいる奴らには住民の非難指示と防衛指示を。なのはとフェイトには六課で待機するように伝えてくれ。敵の殲滅は俺がやる。」
ハヤテ「あかんて!いくらレイ君でも数が多すぎる!1人でなんて絶対あかん!」
レイ「安心しろ。あの程度の数以上の敵を相手にした事がある。取り逃しは無いと思うが、万が一取り逃がした時の為に、なのはとフェイトは残って貰いたい。後、本気で行きたいからな。味方いると邪魔なんだ。」
それだけ言って、指令室から出て行き、六課の出入り口まで走り抜けて、外に出た瞬間、思いっきりジャンプしてフォルテを起動させた。
レイ「フォルテ、set up!」
F【standby ready set】
黒い甲冑、四肢に纏うベオウルフ。そして、肩甲骨の少し下の方と腰の辺りに、烏のような黒い翼が生えていた。
レイ「とっとと終わらせるか。フォルテ頼んだぞ。」
F【All right my master】
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