第4章ー動き出すモノー

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レイ「……ふぅ。さてとシャワーでも浴びるか。」 浴室の扉を開けようとした時、インターホンがなった。 フェイト「レイ?いる?」 レイ「今開ける。どうしたんだ?まぁ立ち話をなんだし中に入りなよ。」 フェイトをソファーに座らせ、コーヒーを差し出した。 フェイト「ありがとう。」 レイ「でっ何か用があって来たんだろ?」 フェイト「あ、うん。あのねレイ、この後何か予定とかある?」 レイ「いや、特に何も無いな。今日は朝だけだからな。それがどうかしたか?」 フェイト「わ、私も今日この後から休みなの。だから、一緒に街に行かない?」 レイ「…いいぜ。なら着替えてきな。俺も着替えるから。」 フェイト「うん。わかった。じゃあ、また後でね。」 フェイトが部屋を出て、着替えようとした時だった。 ビー!ビー!ビー!ビー! レイ「来たか…」 すぐに部屋を出て、指令室に向かった。 レイ「はやて。敵は何処に現れた?」 ハヤテ「ミットの沖合15キロ程の所。数は最低でも5万近い。」 レイ「他の奴らは?」 ハヤテ「レイ君とフェイトちゃん、なのはちゃん以外は街におるはずや。」 レイ「なら、街にいる奴らには住民の非難指示と防衛指示を。なのはとフェイトには六課で待機するように伝えてくれ。敵の殲滅は俺がやる。」 ハヤテ「あかんて!いくらレイ君でも数が多すぎる!1人でなんて絶対あかん!」 レイ「安心しろ。あの程度の数以上の敵を相手にした事がある。取り逃しは無いと思うが、万が一取り逃がした時の為に、なのはとフェイトは残って貰いたい。後、本気で行きたいからな。味方いると邪魔なんだ。」 それだけ言って、指令室から出て行き、六課の出入り口まで走り抜けて、外に出た瞬間、思いっきりジャンプしてフォルテを起動させた。 レイ「フォルテ、set up!」 F【standby ready set】 黒い甲冑、四肢に纏うベオウルフ。そして、肩甲骨の少し下の方と腰の辺りに、烏のような黒い翼が生えていた。 レイ「とっとと終わらせるか。フォルテ頼んだぞ。」 F【All right my master】
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