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魔法陣が光ると、下から扉が出てきた。
レイ「……この扉の向こうから凄まじい魔力を感じる。…!こっちに近づいてる…」
全身が微動だにせず、その扉を見つめていた。
レイ「!!来るぞ。」
ギギギ…
少しずつ扉が開き始めた。
なのは「何?この魔力……桁違いだよ……」
ガタン!
扉が完全に開いた。
?「久方振りの現世か……ワシを喚んだのはお主か?人間?」
扉の向こう側から来た、それはレイに向かって問いかけていた。
レイ「そうだ。俺が喚んだ。あんたはサタンで間違い無いな?」
サタン「いかにもワシが7つの大罪、憤怒のサタンだ。……ふむ。お主、アルトス家の当主だな?」
レイ「何故わかる?」
サタン「ワシは初代当主と契約してからずっとアルトス家に遣えて来たからな。それで、ワシを喚んだ理由はなんじゃ?」
レイ「冥界龍王について聞きたい事がある。」
サタン「奴か……奴は肉体を冥界、魂を魔界の何処かに封印したはずであろう?」
レイ「封印が解かれたんだ。肉体も魂もすでに1人の男によって解かれた。だから、教えて欲しい。冥界龍王を倒すにはどうすればいいんだ?初代当主はどうやって倒した?」
サタン「奴を倒すには、我ら7つの大罪全てを手に入れるしかあるまい。それ以外ならロンギヌスの槍で奴の心臓を破壊すればいい。」
レイ「なる程。わかった。ありがとうなサタン。助かった。」
サタン「礼などいらぬ。さて、話しは以上ならワシは帰るぞ…………ではな。」
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