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レイ「午後はエリオとフェイトの教導と模擬戦か…。」
みんなより少し遅めの昼食を食べながら、午後の予定を確認していると、レイの携帯が鳴った。
レイ「どうした?リリィ?…そうか……何?その情報のデータ送れるか?あぁ、頼む。…リリィ、あまり無理するなよ。…わかってる。それじゃ………遂に動き出したか…」
レイは食堂を後にし、なのは達の所に向かった。
レイ「なのはいるか?話しがあるんだが。」
なのは「はいはぁい。ちょっと待ってね。」
インターホンを切って少ししてから、ドアが開いた。
なのは「お話って何かな?」
フェイト「何かあった?レイ?」
レイ「あぁ、奴らが動き出した。さっきリリィから連絡が来た。1時間程前から有名な科学者や学者が次々と拉致されている。ただ拉致された全員が、プロジェクトFに携わった者達だ。」
なのは「そんな…何で?」
レイ「俺が所持している大罪は強大な力だ。生まれながらにして所持している者は大丈夫だが、10歳を超えた者に大罪を無理やり所持させると、肉体と精神が追いつかず崩壊する。故に、プロジェクトFを使って奴らは、『器』を作るつもりだ。」
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