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◆◇◆◇◆
ニット「……何でだよ」
ドール「ん?」
数分後、俺らはニットというらしい盗人少年とともに街の片隅の小さな食堂へと来ていた
ドール「どうした?豆乳はきらいだったか?」
ニット「そういうことじゃねーよ。いやまあ入ってすぐに水じゃなく豆乳出すここも確かに何でだよって感じだけども」
スクラ「灯油……飲む?」
ニット「俺を殺す気か!?……ああもう、そうじゃなくて!」
スクラのちょっとした冗談に机から身を乗り出さんばかりの勢いで突っ込んだ後、ニットは少しクールダウンしてから言葉を続けた
ニット「……何で折角とっ捕まえた俺をこんな所連れてきてんだよ」
口を尖らせ、どことなく不満げにそんなことを言い出す
ドール「いや俺もう捕まりたくないし」
ニット「……え、オッサンもしかしてマジモンなワケ?」
ドール「違うっての。てかお前そのオッサンての止めろ」
ニット「嫌だね“オッサン”」
悪意のこもった強調をしてくるニット
だけどそこは立派な大人として冷静な対処を
ドール「よし一回殴らせろ」
ジャキ『落ち着いて下さいドールさん、見た目どころか言動までもがチンピラ化しておりますよ』
スクラ「マスター……ダメ……」
ごめんなさい無理でした←
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