神様の正体

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なんだろう…。 すごく暖かくて、…眠い…。 「…神様。」 深い深い眠りに落ちる前に、尋ねる。 「…名前、なんていうの?」 「…名前?」 少し目を見張った彼女は、 「…名前なんて、ないわ。 そうね。 あなたたち人間が、勝手につけた名前ならあるけど。」 そう笑った。 「一番古い呼び名は、シャオル。 名前が何と聞かれたら、そう答えるかしら。」
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