第4章:別れましょう

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すると書き込むと同時に私の携帯に更新通知メールが来る んー、書き込んだ本人の所にも来るのか まぁ確かに更新通知を登録してる誰が書き込んだかなんて普通分からないもんね 私はちゃんと書き込めてるか確認の為に更新通知メールから『姫の部屋』にいってみる お、ちゃんと書いてある 優姫『みんな大好き』 そう書いてある 打ち間違いとかしてなくてよかったよ 「優姫ちゃん、結婚しましょう!! やっぱり私優姫ちゃんが大好き!!」 夢乃ちゃんがそう抱き付いてくる いや、今はちょっと喧嘩しちゃってるけど私結婚してるし 「夢乃、優姫はボクのだよ」 いやいや、奏ちゃんのでもないし 「あたしも姫と結婚するのだ!!」 も? もって何? なんだかそれ私が一妻多妻制(?)みたいじゃない もう何が何だか分からないけど 「あ、えっと…… じゃあ私も」 じゃあって…… 桜ちゃん、そういうところは乗らなくていいんだよ 「みんなに取り合いされてる優姫っち…… これでご飯三杯はいける気がする」 普通はいけないと思うけど というかまずご飯三杯なんて私食べられないよ 二杯いけるかどうかだもん そんなに食べたら太っちゃうし なんて思いながらちょっと笑っちゃう みんなちょっと変なところもあるけどやっぱり大好き そう思って笑っちゃった 「さて、ボク達のお姫様も元気になったみたいだし 続きを始めようか」 「そうですね、優姫さん、千鶴さんに美味しい料理を食べさせて誤解を解きましょう」 桜ちゃんがそうガッツポーズをする うん、元気出た 私もガッツポーズを返す ありがとう、みんな 本当にみんな大好き
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