番外編:年越し

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「んにゃあ!! だめだってば!!」 「鶴姫みたいな声出しちゃって。大丈夫、鶴姫なら見てないわ」 私の胸を触ってくる千鶴。 うぅ、無理矢理なんて卑怯だ。 そんなことされたら絶対流されちゃうって分かってるくせに……。 「千鶴、嫌いになるよ……?」 「それは嫌ね。だけど、優姫は私を嫌いになれる?」 「う、それは……」 嫌いになれるはずない。 「冗談でもそんなこと言う子は嫌いになっちゃうわよ」 「千鶴こそ、そんなこと言って、嫌いになれるの?」 「なれるわけないわ。優姫の質問にお返ししただけよ」 そう笑う千鶴。 笑いながら、私の腰に手を回す千鶴。 「ひゃうん!! 千鶴、そこダメぇ……」 腰から段々下に指を滑らせていく。 くすぐったいよ……。 「ならこっちはいいの?」 手を前に回す千鶴。 回して、太ももから足の付け根の方に指をすべらせて……。 「そっちはもっとダメぇ……」 「ニーハイ+スカートの絶対領域なんて誘ってるとしか思えないわ。誘ってるんでしょう?」 絶対領域……? また知らない単語。 「誘ってなんかないよ!!」 「じゃあなんでこんなに準備万端なの?」 「そ、それは……んぅ……千鶴が触るからぁ……」 千鶴は私のあそこをショーツの上から触る。 私はもうキスの時点でちょっとえっちくなっちゃってるわけで……。 「優姫は触っただけで濡れちゃうえっちな子なのよね?」 「ち、違――」 「違わないでしょ? 濡れてるのは事実よ」 確かに濡れちゃってるのは自分でも分かる。 けど、触られただけで濡れちゃうわけじゃないもん。
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