507人が本棚に入れています
本棚に追加
朝ご飯を済ませてデートを始める私と千鶴
まぁ言ってしまえば朝ご飯を一緒に食べたのもデートなんだけど
でも私と千鶴はここからがデートって思ってるからね
「ねぇ、優姫
どこに行く?」
「千鶴の行きたいところならどこでも」
もはや恒例の会話
私の言ってることって実際困るよね
でも本当に千鶴の行きたいところならどこでもいいんだからしょうがない
「じゃあラブh」
「ごめん、そういうところはなし」
どこでも行きたいとは言ったけどね
流石にラブホテルっていうとは思ってなかったよ
確かにあそこって同性同士でも入れるらしいけど
私達未成年だし……
いやでも千鶴は成人してるのか
私も18歳なわけで……
あれ、普通に行ける気もしてきた
いや、だからって行かないけどね
「何よ、優姫の嘘吐き
じゃあね、カラオケ行きたいわ
優姫の可愛い歌を聴きたい」
「あ、カラオケいいかも」
千鶴の素敵な歌聞きたい
それにカラオケならいつも行ってるとこ監視カメラないから人の目を気にしないで存分にいちゃいちゃ出来る
「よし、決まりね
行くわよ」
……でも一つ問題があるとすれば
「でもまだ開いてないよね?」
あそこは9時開店だってことかな
今は8時5分前
家を出たのが早かったからね
千鶴異様にはりきってたし
最初のコメントを投稿しよう!