ツヨシ君

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ツヨシ君

僕の名前はツヨシ。 誰かを待ってるんだ。 誰かは知らないんだけどね。 周りは雲の中みたいに真っ白でよくわかんないんだ。 でもね、地面に穴が開いててねそこからお父さんとお母さんが見えるんだ。 だから、僕はその穴をさっきから覗いてる。 お父さんとお母さんなんか大変そうだなぁ。 やっぱダメなのかなぁ。 …僕、産まれたら。
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