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コ「ツヨシ君。お母さんはね、それでもツヨシ君に産まれてきて欲しいんだよ。貧しくても、ツヨシ君の笑顔をみたいからお母さんは頑張ってるんだ。」
ツ「ほんとに?僕が産まれてもいいの?」
コウノさんはツヨシ君の肩を抱いて満面の笑みをおくります。
コ「当たり前じゃないか。お父さんもツヨシ君の為に寝る間を惜しんで仕事をしてるんだ。」
コ「ツヨシ君は二人にとって愛の結晶だからね。」
ツ「コウノのおじちゃん。」
ツヨシ君はバッと立ち上がり叫びました。
ツ「僕、お父さんとお母さんに会いたい!」
コウノさんはツヨシ君の頭を撫でてウンウンと頷きます。
コ「じゃあ、そろそろ行こうか。」
コウノさんはツヨシ君の手を握り、立ち上がりました。
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